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腹黒ドS王子の愛する人Another

第3章 朔弥 × 元 の場合

俺先輩なのに...威厳はどこに行った?


「先輩、俺が持っていきますから先座っててください。あいつらも向こうにいるんで。」

「ん、悪いな。」



確かに目をやれば、向こう側ではすでにお仲間のうち数人が席をとっている。なるほど!半分が席取りで半分が持っていくのか!


大人数でくると、いいことあるのかもな。



遠くから眺めてみると、どうやらお仲間達は話に夢中で机に何も置いていない。俺は席に向かう前に、違う場所へと向かった。





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「お前達の分持ってきたぞ、って先輩は?」


「あれ、まだきてない。」




「ごめん、待たせた。」





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