
腹黒ドS王子の愛する人Another
第3章 朔弥 × 元 の場合
側から見たらリンチじゃねーの?なんて心配が浮かんできて、思わず寺石に救いの眼差しを向けると少し笑って俺の近くに来てくれる。
「おい、先輩困ってるだろ。」
「なんだよ元、先輩と知り合い?」
「俺らにも紹介しろよなー!あ、俺こいつの同期で宍戸って言います!」
「おい抜け駆けすんな!!」
わいわいと少し上の目線で美形が言い合いしてるのはなんとも壮観だ。困ったように寺石を見ると、彼は俺の耳元で
「昨日話した先輩のファンですよ。」
とささやいた。
結局、代わる代わる挨拶をされ俺に助けられたと感謝を伝えられ、あれよあれよという間に席へと通されてしまった。
若者の勢いってすげえ。
「先輩何にします?」
「....エビフライとハンバーグ定食。」
「了解です。」
俺のオーダーを聞いた寺石が、自分の分とまとめて頼んでくれる。
「おい、先輩困ってるだろ。」
「なんだよ元、先輩と知り合い?」
「俺らにも紹介しろよなー!あ、俺こいつの同期で宍戸って言います!」
「おい抜け駆けすんな!!」
わいわいと少し上の目線で美形が言い合いしてるのはなんとも壮観だ。困ったように寺石を見ると、彼は俺の耳元で
「昨日話した先輩のファンですよ。」
とささやいた。
結局、代わる代わる挨拶をされ俺に助けられたと感謝を伝えられ、あれよあれよという間に席へと通されてしまった。
若者の勢いってすげえ。
「先輩何にします?」
「....エビフライとハンバーグ定食。」
「了解です。」
俺のオーダーを聞いた寺石が、自分の分とまとめて頼んでくれる。
