テキストサイズ

腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合

「ほ、ほんとに?」





「?なにがだ?」










急な問いかけにわけが分からず頭を捻る。





次の瞬間、北浜は泣きそうな声で俺に訴えた。








「本当に俺を好きなの?信じていいの?」










あぁ、不安なんだ。


本当に、








なんでこんな可愛い奴を俺は振ったんだろう。
















「ほんと。信じて。いいよって言って.....」








懇願するように北浜の体を引き寄せて腕の中に収める。












それを受け入れるかのようち俺の唇には北浜のものが重なった。



























「うん、俺も好き。いいよ......」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ