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腹黒ドS王子の愛する人Another

第1章 慧×桃史の場合

「いや、でも.....ほんと待って...からかってんなら...

「からかいで男にキスできるわけないだろ。」





無理もない、一回断ってるのだから信じないのも当たり前だ。






「好き。あの時なんで断ったんだろうって振ってから気づいた。北浜にキスしたいし、他の男に触られてたらムカつくし、グチャグチャにしたいけど大事にしたい。」







もうとっくに気になってるなんて部分、通り過ぎてる。





「北浜さえ良ければ、俺と付き合って欲しい。」









やっと、言えた。




自分の気持ちを認めればこんなに心が軽くなるのか....












当の本人はまだ信じられないといった様子で呆然としている。

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