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Blast of Brilliant STARS

第6章 ハロウィン③

【しーま さま・にのあい】サウナ



隣に座る相葉さんが、ふぅーっと長い息を吐いた。

膝の上で握られた拳に、汗が滴る。


ふと室温計を見ると、その目盛りに目が眩みそうになった。


「…お前出ろよ、」

「…お前が出ろよ、」


この攻防をかれこれ10分は続けている。


「…も、ダメ。先出るわ、」


そう言って立ち上がろうとしたら、急に目がチカチカして目の前がぼやけた。

足に力が入らず、そのまま床に崩れおちた。


「えっニノ⁈ちょっ、」


…あぁ、サウナでのぼせるなんて…ベタだな俺。

揺れる意識の中ぼんやり思ってると、急に体が浮いた。


「首に腕、回せる?」


ぼやける視界に映る相葉さんの顔は、心配そうに眉間に皺を寄せていて。


こめかみから顎を伝って喉仏に流れる汗に、思わず見惚れる。


なんとか首に腕を絡ませると、相葉さんがグッと俺を抱え直した。


「ごめんね、我慢大会とか言って…」


何も言えずぐったり肩に顔を預けてると、すぐに唇に柔らかい感触が降ってきた。


「…これで許して?」


…奪っといて何言ってんだよ、ばーか。


絡ませた腕を引き寄せて、相葉さんに口づけた。


「…これで…許してやるよ」



しー☆魔女さん
2015-10-12 00:19:55


〉わ!ぱんぷきぃなさんスミマセン!レスかぶってしまいました!w

サウナって大丈夫ですか…?(汗)
初めてのにのあいです…!
なんか色々スミマセン!w



〉しー☆魔女さん

こちらこそ
ごめんなさーい!!

まさかの被りww

ぱんぷきぃなさん
2015-10-12 00:27:50

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