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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【ちろ さま・大宮】部室



「二宮,帰らねーの?」

部活終わり,隣で携帯を弄る俺に
まだ着替え中の大野が問いかける

「ん?んー…もうちょっと…」

曖昧な返事をしながら
ドアの外の音に耳を澄ますと
カチャ…と小さな音が聞こえて

よし…とこっそり呟いた

着替えを済ませてドアに向かった大野が

「あれ?ドア開かね…」

ガチャガチャとドアノブを鳴らしながら

「二宮…鍵かけられたっぽい…」

どうしよう,なんて
眉を下げて俺を振り返るから

「まじ?帰れねーじゃん…」

って俺も焦るフリ

当然押そうが引こうがドアは開かない

「誰か気付いてくれるまで待つしかないか…」

諦めて大野が座ったのを見て俺も隣に座る

順調に進む計画に思わず頬が緩むのを隠して
大野との距離を詰めていく

後輩に頼んで作らせたこの密室
残りの計画も絶対成功させてみせる

大野…好きだ
誰かが閉じ込められた俺達に気付く前に
必ずお前を俺のモノにしてみせる



かぼちろさん
2015-10-26 11:59:29


〉大宮で是非!とのお言葉を頂いたので1つ♡

最後削りまくったせいで雑ですいません(;・∀・)

しー☆魔女様に捧げます(o´艸`)

昼間なんでアダルトなしで笑

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