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Blast of Brilliant STARS

第8章 ジャポニズム祭り

【mimiさま・にのあい】部活、高校



「ねぇ、先輩」
「んー?」

扉の向こうにいる相葉先輩に呼びかけると、ぼんやりした声が帰ってきた。

「先生と連絡ついたし帰っていいですよ」


部活後、体育倉庫で片付けをしていたら気づいてもらえずに鍵を掛けられてしまった。

本当俺って地味なやつ。


「そんなこと言って本当は淋しいんでしょ?」
「淋しくなんか」
「嘘。声が違うもん」


本当は怖くて堪らなかった。

でもどうすることもできなくて。


そしたら先輩の声が俺を探してて嬉しかった。

俺なんかに気づいてくれたって。


でも迷惑掛けたくなくて普通を装ってたのに。

なんで声だけでバレちゃうの?


「でもよかった。今日話したいことあってにのを待ってたんだよ」

話したいこと?


「これって偶然かなー。運命だといいな」
「え?」
「俺、にのに好きだって告白したかったの」

え、うそ。


「顔見たら言えないかもって思ってたから。ふふ、ずるいね」

こんなことってある?


どうしよう、胸が高鳴って仕方ない。

絶対俺じゃ釣り合わないのに。

もっといい人がいるはずなのに。


「あ、先生来たよ。やっと出れるね」

お願い、今開けないで。



mimiさん
2015-10-25 23:36:30


〉名前出していただいたのが嬉しくて投下しにきました(*^^*)

がっつり青春♡
がっつり「例えば」通り♡笑

高校生シチュ大好きですー^ ^

裏ないですけど^^;
500文字で裏を混ぜられる皆さんが素敵すぎます!

平安も引き続き待ってますー♡

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