無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ス「飲みながらで良いんで　はじめていいですか？」


「うん　いいよぉ」


ス「大野さんの釣れて　一番興奮した魚　ベスト３を発表してもらっていいですか？」

「釣った魚？　そんなの聞いて何になるのさ？」


ス「大野さんの好きな魚を聞きたい人はたくさんいますよ」

「そぉ？確かにファンの子は何でも知りたいかぁ…」


ス「そうですよ！！ドドーンとお願いします」


「えー　難しいなぁ～」（じゃ、少し飲んでから…）
ゴクゴクっと飲む。

（ふう）
息を吐くとスタッフが俺をみている。

「えー（そんな目で見ないで…）

　待って　待ってね…」

（どの魚にしよう…　あのアジとか　サバとかじゃ　あんまり大物感ないしぃ）

ス「そんなに　難しく考えないでいいですよ？

　　最近のじゃなくてもいいし…　三位から　いくんで」


「三位？うー」（一番を先に考えていたからなぁ）

「迷うなぁ～　ちょっと　待って…　コレ　難しいなぁ」

「うーん　じゃ　３位！」
指を三本立てる。

（デロデロデロ　ふふ）「マグロ！！」
スタッフの顔を見る。



ス「へー　大物ですね」


「いつか釣ってみたいって思ってたのが　釣れたから嬉しかった！」

ス「じゃ　次はもっと大物を釣らないとですね！」

「でも　その日　100匹くらい釣れちゃって　飽きた　飽きちゃった」

ス「じゃあ　続いて」

「２位でしょ？　難しいこと言うねぇ　２位はねぇ（なんだっけ…何にしたんだっけ…）
　２位かぁ」（なんでもいいや！！）



「ＧＴ！」（コレすごかった！！）


ス「ジーティーイ？」

「うん　ＧＴ」


ス「ＧＴってなんすか？ＧＴっていう名前の魚なんですか？」


「ジャイアント　トレバリーっていうんだ」

ス「えっ　ジャ　ジャイアント何すか？」

「ふふ　呼び方いっぱいあるんだよ　ガーラとも呼びし　ロウニンアジの方がメジャーなのかなぁ」


ス「どっちも知らないです…」


「そう？でっかいんだよ　コン位までなるんだよ」
両手を広げる。

ス「そんなに大きい魚なんですか？」
驚いくスタッフ。

「そう！バカでかいんだぁ　あーあの重さぁ　思い出すだけで　腕が痛いよ」
手をブンブン振る。