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ドライバー「ここだよ」


「え？これ？」
外を前のめりで見る。


「家だ　家だ」
車が止まったのは一軒家。店らしくない。


ドライバー「降りないのかい？」


ス「下りますか？」

「うん。　乗せてくれてありがとう」
ドライバーに声をかけて車から降りる。


ドライバー「ありがとう」
手を振ってくれた。


　いざ釣具屋の前にして不安になった。

「これ　店なの？」
カメラマンやスタッフの方を向く。

ス「大野さんのメモで来たんで、そうじゃないですか？」

（あ…　もう少し詳しく調べておけばよかった…）


扉の隙間に向かって「アロハ」と声をかける。


　ワン　ワン
犬が返事してくれた。

「犬がいる！」


女性「ハーイ」
　家の中から女性の声がした。




犬を抱いた女性が扉を開けてくれた。


（よかった　普通の人だ…）
「はぁーい　アロハ…
（女の人なのかな…）リーロイ？」


女性「Leroy is my husdand」(リーロイは私の夫です)
　微笑みながら　後ろの男性に誘導する。

家の中から男性が現れる。

「あ！」（この人か！！）


男性「Nice to meet you」(はじめまして)
　握手を求めてきた。




女性「オオノサン？」


「大野さん！」
頷いて答える。


「アイム大野！！」
親指を立てる。


女性「ふふ　歓迎のレイよ」

お花のレイをかけててくれる

「あ…　ありがとう　ございます。　すごいね　歓迎された」


妻「Something to want to see is this Please follow.」
（見たい物は　こっちよ　ついて来て）


「広いなぁ」
奥さんについて部屋の奥へ進む。



奥さんが扉を開けて

妻「please enter.」（どうぞ）


会釈して部屋に入る。

「うおっ！？」
部屋の中には沢山のキラキラした物が並んでいる。

「うわ　すげぇ！！　これ　ルアー？」


夫「It's so.　Everything」（そうだよ　ぜんぶ）
　部屋の中にいたリーロイさんが両手を広げる。

（スゲー　やっぱ本物は綺麗だぁ…）