
虹色の精霊に導かれて…
第89章 泣かないで
O「いやあ、だってもうさあ、10周年迎える前までは、もう、よくわかんなかったもん」
A「うん」(あったねぇ)
O「色々あったけど。」
ワインを飲みながら 話す大野。
N(長くなるかぁ…)
O「ねえ? 和也」
N「はい、そうっすね」
ワインを飲み干し下を向く大野。
N(話を補足しながらじゃないと 持たないな…)
「10周年なんて夢見てなかったですもんねえ」
話を誘導する二宮。
O「夢見てなかった。うん」
伏せた顔を上げる大野が返事をする。
瞳から一筋の涙が泣かれ落ちる。
S(ふふ 智くん…)
顔を何度か撫でて、涙の形跡を消そうとする大野。
S(泣きたいときは、泣いた方がいいよ…)
M「また…なく…」
残っていたチーズを口にしたまま呟く松本。
O「もう泣きたくないよ、俺だって!」
松本の呟きに反応する大野。
O「この、ハワイに来て…」
N「毎日ですものね」
知っているっとアピールする二宮。
O「毎日泣いてんだ 俺。ベランダで、何か、泣いちゃうんだよ」
S「なんか 分かる…」
あーっと口を開け頭を小さく動かす櫻井。
O「何か振り返っちゃうの。だって15年だよ」
感情が言葉にならなくなっていく大野。
S「ふふはははは」
そのサマをみて、笑うしかない櫻井。
N「じゃ じゃ はい」
挙手をする二宮。
顔をくちゃくちゃにして口を真一文字にして泣き出す大野。
A「あーもう泣かないでよ」
M「泣くなよ〜」
O「ダメなんだって、ダメだよね!」
M「わかるよ」
O「この人(松潤)もそうだもん、だってえ」
M「何かその15年のスイッチがあるんだよね」
O「何かあんの。
昨日松潤と言ってたんだけど、ライブでさあ、挨拶前まではあ、普通なんだよ。
普通に楽しいの」
A「うーん」
O「でも、挨拶入って、翔ちゃんの挨拶始まって、あのBGMと照明と、が、もうスイッチ(と指を鳴らす)入っちゃってえ、もう、堪えるのに必死なんだよね
で、もう翔ちゃんで泣いちゃうんだよ。もう翔ちゃん見てるだけで泣いちゃう(泣き笑い)」
S「まあ、でもわかるなあ」
O「わかるでしょ!?」
A「うん」(あったねぇ)
O「色々あったけど。」
ワインを飲みながら 話す大野。
N(長くなるかぁ…)
O「ねえ? 和也」
N「はい、そうっすね」
ワインを飲み干し下を向く大野。
N(話を補足しながらじゃないと 持たないな…)
「10周年なんて夢見てなかったですもんねえ」
話を誘導する二宮。
O「夢見てなかった。うん」
伏せた顔を上げる大野が返事をする。
瞳から一筋の涙が泣かれ落ちる。
S(ふふ 智くん…)
顔を何度か撫でて、涙の形跡を消そうとする大野。
S(泣きたいときは、泣いた方がいいよ…)
M「また…なく…」
残っていたチーズを口にしたまま呟く松本。
O「もう泣きたくないよ、俺だって!」
松本の呟きに反応する大野。
O「この、ハワイに来て…」
N「毎日ですものね」
知っているっとアピールする二宮。
O「毎日泣いてんだ 俺。ベランダで、何か、泣いちゃうんだよ」
S「なんか 分かる…」
あーっと口を開け頭を小さく動かす櫻井。
O「何か振り返っちゃうの。だって15年だよ」
感情が言葉にならなくなっていく大野。
S「ふふはははは」
そのサマをみて、笑うしかない櫻井。
N「じゃ じゃ はい」
挙手をする二宮。
顔をくちゃくちゃにして口を真一文字にして泣き出す大野。
A「あーもう泣かないでよ」
M「泣くなよ〜」
O「ダメなんだって、ダメだよね!」
M「わかるよ」
O「この人(松潤)もそうだもん、だってえ」
M「何かその15年のスイッチがあるんだよね」
O「何かあんの。
昨日松潤と言ってたんだけど、ライブでさあ、挨拶前まではあ、普通なんだよ。
普通に楽しいの」
A「うーん」
O「でも、挨拶入って、翔ちゃんの挨拶始まって、あのBGMと照明と、が、もうスイッチ(と指を鳴らす)入っちゃってえ、もう、堪えるのに必死なんだよね
で、もう翔ちゃんで泣いちゃうんだよ。もう翔ちゃん見てるだけで泣いちゃう(泣き笑い)」
S「まあ、でもわかるなあ」
O「わかるでしょ!?」
