無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

俺が渡したお代わりのビールを飲み干した大ちゃんが今度は自分で継に立った。

　顎で　行けっと支持を出すニノ。


（はーい）「大ちゃんはプール泳いだ？」
背後から声をかける。


Ｏ「俺はいいよ」
　ビールを継ぎながら答える大ちゃん。


（うー　ペース早いなぁ…　完全にカメラ回ってるって気　無くなってる…）



Ｎ「おじさんも泳ごうよ」
　ニノにこやかに近づいて来る。

Ｏ「俺はいい…」
　ニノの絡みに動じず、ビールが半分入ったジョッキの角度を変える大ちゃん。


（翔ちゃんが側に居ないと、ただの酔っ払いになるよねぇ）


Ｎ「全然　あれから遊んでないじゃん！」
　大ちゃんの頭や体をぺたぺた触るニノ。

Ｏ「魚捌いて、疲れた…」
　ニノの折衝を物ともせず、泡までしっかり継ぎきる大ちゃん。


Ｎ「料理してるは潤くんも同じだよ」
　大ちゃんのアロハをクイクイ引っ張るニノ。

Ｏ「暇になったからって、俺で遊ぶなよ」
　ビールをこぼさないように、進む大ちゃん。



Ｎ「いいじゃん　プール行こう」
　グイグイ引っ張るニノ。




「あーこぼれるよ！」
大ちゃんのジョッキを支える。


Ｏ「ありがとうぉ　相葉ちゃん♡」
　ニコッと笑う大ちゃん。


「いーぇええ🎵」
笑顔で返す俺。


Ｎ「そのまま　置いて！」
　しつこく絡むニノ。


（ちょっとしつこいしょぉ　カズ　そろそろ　大ちゃんも怒るよぉ？）

　はー　と息を吐いて「じゃ　お前が飛び込めよ？」大ちゃんが立ち上がる。



Ｎ「飛び込むのは　嫌です」
　動いたことは嬉しいけど…的な顔のニノが大ちゃんの横を歩く。


Ｏ「なら　ほら」
　ニノをグイグイを引っ張る大ちゃん。

Ｎ「私じゃないでしょ！」
　抵抗するニノ。

（カズ…全然抵抗になってないし🎵）
「冷たくないからねぇ～」
ドカッと足を開いて座って手を振る。



　お互いに　もつれ合いながら　じわじわプールに近づいていく。


Ｏ「おりゃ」
Ｎ「もう！」

　プールへダイブする二人。