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虹色の精霊に導かれて…

第84章 最高に豪華な贈り物

松本視点

purrrr purrrr
 家の固定電話が鳴る。

みんな 一斉に電話の方を向く。


N「電話!」
 誰かでて 的なニノの声。


(俺無理…)
フライパンを振る。

pirrrrr
 子機も鳴りはじめてもスタッフが動かない。


(誰か出ろよ!)
振り向くと翔くんが立ち上がっていた。

「出れる?」

翔くんが「おぉ」と言ってなり続ける電話に向かう。


S「『Hello』」
 受話器を取る翔くん。


S「『What?』」
 少しイラっとした声の翔くん。


(イラつく声?誰から…)

S「『Do you have permission of contact?』」
 冷静な声で会話をしている翔くん。

(コンタクト??)


S「『OK!』」
 話が終わったのか受話器をおく翔くん。


(なんだろう…でも 翔くんが OKしたからいいんだろうけど…)
「誰から?」
タオルで手を拭きながら聞く。


S「うーん 『荷物があるから取りに来て』だって」
 少し考えながらカウンターに近づく翔くん。


N「まぁ 天下の嵐に取りに来いって!」
 頬を膨らますニノ。

O「ここは ハワイだぞ?」
 リーダーがニノの肩を叩きながらなだめる。


S「とりあえず、取りに行ってくる」
 翔くんが動きだす。

A「オッケー」
 相葉くんが野菜を皿に盛り付けながら言う。

S「貰ってくる」
 車を置いた外に出て行った。






A「白飯欲しいなぁ」

「炊いてるよ」
炊飯器を指さす。

A「わー嬉しいぃ!」







A「サラダも出来たよ 持って行くね」
 テラスに向かう相葉くん。


「はーい お願いします」
(この穴から吸い込んでるのかぁ ドコのメーカーかなぁ)




S「なんか魚が届いたよ」
 翔くんの声を聞こえてきた。


A「え?」
「え?」
相葉くんと疑問語がハモル。


「魚?」
聞き返す。

 翔くんがキッチンに続く廊下を通って来る。


S「うん なんか魚が届いたよ」
 よろよろカウンターに発砲スチロールを置く翔くん。

 重かったと、腕をぶらぶら振る翔くん。


A「何?なに?デカくね?」
 相葉くんがサラダを持って行かず戻って来る。

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