
虹色の精霊に導かれて…
第83章 いい 意味 自由 2
二宮視点
M「なー 誰か手伝って…」
キッチンからHELPの声が聞こえる。
その声が聞こえているはずの二人が海の方に体を向けたまま。
(聞こえてるでしょ!!)
「マーくんは、潤くんを助けてよ!!」
A「えーーー」
漫画みたいに キーー と音が聞こえるように止まるマーくん。
A「俺?」
遊びたい と顔に書いているマー君が近づいてきた。
(潤くんの手伝いは「貴方の方がマシです」翔さんなら、潤くんの手が止まる)
A「・・ はい」
少し間が開いて、返事をしたマー君。
S「おい 今の 間 はなんだよ! 俺は ちゃんと 魚焼いたぞ!!」
翔さんが思いきり抗議にきた。
「あーはいはい」(貴方の抗議は、長くなるので受け付けません)
A「俺 ヘルプ行きまーす」
逃げるようにキッチンに走って行くマー君。
(逃げた)
S「むーーーーー」
膨れてソファに座る翔さん。
O「そーいえば 俺の魚…」
小さく顔を振る大野。
「そこ」
大皿を指さす。
O「綺麗に焼けてるね」
魚に近づいて、焦げ目を確認する大野。
「犬養君が側に居たからね」
O「・・・」
「そこ! 沈黙しない(まったく 分かりやすい)
どうせ『翔くんが焼いたのにぃ』とか 思ってるんでしょ?
はいはい そうですよ
翔さんが一人でじっくり焼いてました」
O「なんか その言い方やだなぁ」
みんなが座るテーブルに食材を並べている二宮に近づく大野。
「邪魔しないでくださいよ?」
O「してねーよ 見てるだけ…」
purrrr
家の固定電話が鳴る。
みんな 一斉に電話の方を向く。
「電話!」
pirrrrr
子機も鳴り始また。
M「なー 誰か手伝って…」
キッチンからHELPの声が聞こえる。
その声が聞こえているはずの二人が海の方に体を向けたまま。
(聞こえてるでしょ!!)
「マーくんは、潤くんを助けてよ!!」
A「えーーー」
漫画みたいに キーー と音が聞こえるように止まるマーくん。
A「俺?」
遊びたい と顔に書いているマー君が近づいてきた。
(潤くんの手伝いは「貴方の方がマシです」翔さんなら、潤くんの手が止まる)
A「・・ はい」
少し間が開いて、返事をしたマー君。
S「おい 今の 間 はなんだよ! 俺は ちゃんと 魚焼いたぞ!!」
翔さんが思いきり抗議にきた。
「あーはいはい」(貴方の抗議は、長くなるので受け付けません)
A「俺 ヘルプ行きまーす」
逃げるようにキッチンに走って行くマー君。
(逃げた)
S「むーーーーー」
膨れてソファに座る翔さん。
O「そーいえば 俺の魚…」
小さく顔を振る大野。
「そこ」
大皿を指さす。
O「綺麗に焼けてるね」
魚に近づいて、焦げ目を確認する大野。
「犬養君が側に居たからね」
O「・・・」
「そこ! 沈黙しない(まったく 分かりやすい)
どうせ『翔くんが焼いたのにぃ』とか 思ってるんでしょ?
はいはい そうですよ
翔さんが一人でじっくり焼いてました」
O「なんか その言い方やだなぁ」
みんなが座るテーブルに食材を並べている二宮に近づく大野。
「邪魔しないでくださいよ?」
O「してねーよ 見てるだけ…」
purrrr
家の固定電話が鳴る。
みんな 一斉に電話の方を向く。
「電話!」
pirrrrr
子機も鳴り始また。
