無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

Ｎ「えい！」
　ニノが右手で相葉くんに水をかける。

Ａ「わ！」
　モロ顔にかかった相葉くんのマットが不安定になる。

Ａ「危ないだろ　落っこちる所だった！」
　マットの上に寝そべった状態で文句を言う相葉くん。

Ｎ「顔が熱いって言ったの貴方でしょ？」
　両手を使って水面を進むニノ。


Ａ「言ったけど、急にかけると、ビックリするんだよ　ホラホラホラホラ！」
　バシャバシャと音を出してニノに水をかけ始まる相葉くん。


（いいのかなぁ…）

Ｎ「やめ…やめなさいよぉ…」
　前髪が張り付いて気持ち悪そうなニノ。

Ａ「ひゃはぁひゃははは🎵」
　相葉くんの調子のいい時の笑い声が響く。



（ああ…完全に小学生だぁ）



Ｓ「くだらねぇ　くだらねぇ」
　プールで遊ぶ二人を　ゲラゲラ　笑いながら見ている。



犬飼「松本さんも泳ぎますか？」

「まだ料理作らないといけないから、今はやめとく…」

犬飼「近くまで行きませんか？これとか　投げて遊びませんか？」
　ビーチボールを見せる犬飼。


「うーん…そうだね　下りてようかな…」
プールの横にある椅子まで下りていく。



Ｎ「もう！いい加減にしろよ！」
　ニノが相葉くんのの足をクッと引っ張る。


　相葉くんはその勢いで、マットから滑って水の中にドボン

　その波で　ニノも不安定になって水の中にドボン。


Ａ「深いっ！深いっ！」
　顔だけ出して騒ぐ相葉くん。


　ニノも両手で水をかいて、プールの縁まで泳ぐ。


Ｓ「くだらねぇ　くだらねぇ」
　お腹を押さえて笑う翔くん。



Ａ「めっちゃ深い！」
　一度沈んで、深さを確認してきた相葉。


「そんなに深いの？」
プールサイドの椅子に座って聞く。

Ｎ「激深よ」
　冷静に俺に状況を伝えてくれるニノ。