
虹色の精霊に導かれて…
第80章 ギクシャク緩和
二宮視点
なにか話のきっかけが欲しく「あ、ちょっと コレのってよ」黄色いマットをプールに浮かべた。
(普通の浮き輪でもよかったんだけど…)
A「なに?乗るの?」
興味津々にマットを見るマー君。
「寝てくれればいいよ?」
(それで「サーフィンしろ」とは言いません)
A「分かった」
マー君が慎重にそーっと足を延ばしてマットに仰向けに寝る。
(すごい…乗った…)
小刻みに体のバランスとるマー君に声をかける。
「大丈夫?」
A「うん 浮いてる!」
思ったほどビビっていない声のマー君。
(つまんないよ、その反応…)
掴んでいたマットの隅をソッとマットを押す。
A「ちょっと待って!」
超焦った声で俺の手を掴もうとするマー君。
(いってらっしゃい)
立ち上がってマットの上の相葉さんを見送る。
A「これ どうするの?」
マットの上で微動だにせず固まっているマー君。
(固まったよ)
テラスで魚を焼き始めた翔さんに声なき声をかける。
ふふっと笑う翔さん。
プールの上で漂う相葉氏を再び確認しようと顔を動かす。
A「これ!結構気持ちいいよ?」
相葉氏はすでに、自分の置かれた状況を楽しんでいた。
「あらそう?」
水辺に座る。
(結構 簡単だったのかな…)
浮いているマットや キラキラ光る水面を見る。
A「見てないで、ニノおいでよ?」
マットの上から楽しそうに手を振るマー君。
「大丈夫そうだね」(なら、これに乗ろう…)
違うマットをプールに浮かべる。
S「お!」
翔さんが大きな声を上げる。
「わ!こぇぇ」(結構揺れる)
ゆっくりマットの上に足を移動する。
A「大丈夫だよ」
笑顔のマー君がマットを支えてくれる。
(もう 乗りこなせたの? 揺れるよぉ)
腰を乗せる瞬間マットの真ん中が沈む。
(ヒィィィー こわぃよぉぉ)
S「行った?行った!行った!」
一人で盛り上がる翔さん。
(うるさいぃなぁ!)
寝そべった状態で翔さんを睨む。
A「カズ?」
耳横でマー君の声が聞こえる。
「え?」
顔を傾ける。
A「落ち着いた?」
「あ、うん(顔も体も大接近だ…なにか話を…)これ、どうやって移動するのぉ」
なにか話のきっかけが欲しく「あ、ちょっと コレのってよ」黄色いマットをプールに浮かべた。
(普通の浮き輪でもよかったんだけど…)
A「なに?乗るの?」
興味津々にマットを見るマー君。
「寝てくれればいいよ?」
(それで「サーフィンしろ」とは言いません)
A「分かった」
マー君が慎重にそーっと足を延ばしてマットに仰向けに寝る。
(すごい…乗った…)
小刻みに体のバランスとるマー君に声をかける。
「大丈夫?」
A「うん 浮いてる!」
思ったほどビビっていない声のマー君。
(つまんないよ、その反応…)
掴んでいたマットの隅をソッとマットを押す。
A「ちょっと待って!」
超焦った声で俺の手を掴もうとするマー君。
(いってらっしゃい)
立ち上がってマットの上の相葉さんを見送る。
A「これ どうするの?」
マットの上で微動だにせず固まっているマー君。
(固まったよ)
テラスで魚を焼き始めた翔さんに声なき声をかける。
ふふっと笑う翔さん。
プールの上で漂う相葉氏を再び確認しようと顔を動かす。
A「これ!結構気持ちいいよ?」
相葉氏はすでに、自分の置かれた状況を楽しんでいた。
「あらそう?」
水辺に座る。
(結構 簡単だったのかな…)
浮いているマットや キラキラ光る水面を見る。
A「見てないで、ニノおいでよ?」
マットの上から楽しそうに手を振るマー君。
「大丈夫そうだね」(なら、これに乗ろう…)
違うマットをプールに浮かべる。
S「お!」
翔さんが大きな声を上げる。
「わ!こぇぇ」(結構揺れる)
ゆっくりマットの上に足を移動する。
A「大丈夫だよ」
笑顔のマー君がマットを支えてくれる。
(もう 乗りこなせたの? 揺れるよぉ)
腰を乗せる瞬間マットの真ん中が沈む。
(ヒィィィー こわぃよぉぉ)
S「行った?行った!行った!」
一人で盛り上がる翔さん。
(うるさいぃなぁ!)
寝そべった状態で翔さんを睨む。
A「カズ?」
耳横でマー君の声が聞こえる。
「え?」
顔を傾ける。
A「落ち着いた?」
「あ、うん(顔も体も大接近だ…なにか話を…)これ、どうやって移動するのぉ」
