
虹色の精霊に導かれて…
第79章 魚 捌きます
大野視点
M「リーダーお待たせ!」
松潤の声が聞こえてピンポンのボールを手で受け止める。
振り向くと、目をキラキラさせている翔くんが見えた。
「流し 空いた?」
そのままハウスに上がって松潤に確認する。
M「うん 今 色々片付けてもらっている」
松潤がキッチンの方を親指でクイクイした。
キッチンの中ではスタッフがゴミを回収していた。
「じゃ 魚捌いて 刺身にしましょうか!」
ラケットと玉をテーブルに置く。
S「よろしくお願いします」
翔くんが頭を下げる。
「はい 頑張ります」
(ずっと楽しみにしていたもんね…)
S「刺身🎵 刺身🎵」
翔くんが即席の歌を歌いながら俺の後ろを付いて来る。
S「何の魚だっけ」
小さく疑問を呟く翔くん。
「ふふ オナガだよ」即答する。
S「オナガの刺身 さしみぃ」
上機嫌の翔くん。
(ちょっとは、素の翔ちゃんに戻れたかな…)
すでにまな板の上に買ったオナガ鯛が出されていた。
S「わー やっぱデカいね」
魚の尾を恐る恐る触る翔くん。
「そうだね」(しくったな、内臓だけ出してもらえばよかった…)
S「どこから 捌くの?」
「うーまずは鱗を取って 内臓出すよ…」
(鱗引きはどこだ…)
カウンターの上を見る。
S「見ててもいい?」
カウンターに可愛く顎を乗せている翔くん。
「いいけど、気持ちいいモノじゃないよ?」
(血とか結構出るし、内臓だってグロイし…)
S「そう…なの?」
「なの」
(食べる前には、見ないほうが良いよ)
S「そうかぁ…」
少し考えている翔くん。
M「翔くーん ソーセージ 持ってきて!!」
松潤の声がキッチンに響く。
(あ…)
S「ソーセージ?冷蔵庫かな?」
松潤の声に反応して冷蔵庫に向かう翔くん。
(やっぱり 独占はさせてくれないのね…)
橋本「大野さん お探しの物です」
小さな鱗引きをまな板の横に置く橋本。
S「じゅーぅん? ソーセージ ないよぉ? どこ入れた?」
冷蔵庫から顔を出した翔くんが大きな声を上げる。
A「あー ソーセージあるよ!!」
相葉ちゃんが返事をする。
S「えーどこ?」
翔くんがキッチンから出て行く。
(お魚捌きの見学は、無くなったんだね ちょっと残念…)
M「リーダーお待たせ!」
松潤の声が聞こえてピンポンのボールを手で受け止める。
振り向くと、目をキラキラさせている翔くんが見えた。
「流し 空いた?」
そのままハウスに上がって松潤に確認する。
M「うん 今 色々片付けてもらっている」
松潤がキッチンの方を親指でクイクイした。
キッチンの中ではスタッフがゴミを回収していた。
「じゃ 魚捌いて 刺身にしましょうか!」
ラケットと玉をテーブルに置く。
S「よろしくお願いします」
翔くんが頭を下げる。
「はい 頑張ります」
(ずっと楽しみにしていたもんね…)
S「刺身🎵 刺身🎵」
翔くんが即席の歌を歌いながら俺の後ろを付いて来る。
S「何の魚だっけ」
小さく疑問を呟く翔くん。
「ふふ オナガだよ」即答する。
S「オナガの刺身 さしみぃ」
上機嫌の翔くん。
(ちょっとは、素の翔ちゃんに戻れたかな…)
すでにまな板の上に買ったオナガ鯛が出されていた。
S「わー やっぱデカいね」
魚の尾を恐る恐る触る翔くん。
「そうだね」(しくったな、内臓だけ出してもらえばよかった…)
S「どこから 捌くの?」
「うーまずは鱗を取って 内臓出すよ…」
(鱗引きはどこだ…)
カウンターの上を見る。
S「見ててもいい?」
カウンターに可愛く顎を乗せている翔くん。
「いいけど、気持ちいいモノじゃないよ?」
(血とか結構出るし、内臓だってグロイし…)
S「そう…なの?」
「なの」
(食べる前には、見ないほうが良いよ)
S「そうかぁ…」
少し考えている翔くん。
M「翔くーん ソーセージ 持ってきて!!」
松潤の声がキッチンに響く。
(あ…)
S「ソーセージ?冷蔵庫かな?」
松潤の声に反応して冷蔵庫に向かう翔くん。
(やっぱり 独占はさせてくれないのね…)
橋本「大野さん お探しの物です」
小さな鱗引きをまな板の横に置く橋本。
S「じゅーぅん? ソーセージ ないよぉ? どこ入れた?」
冷蔵庫から顔を出した翔くんが大きな声を上げる。
A「あー ソーセージあるよ!!」
相葉ちゃんが返事をする。
S「えーどこ?」
翔くんがキッチンから出て行く。
(お魚捌きの見学は、無くなったんだね ちょっと残念…)
