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松本視点

（お！ピンポンしてる…）

キッチンから出て来て、一番最初に見えたのは健康的に遊んでいる　ニノとリーダーの背中。


「はい　ラム肉切れたよ」
人数分に切った骨付き肉を皿に乗せて持ってきた。


Ｓ「終わったの？」
　翔さん皿を受け取ってくれた。

（あ、ありがとう）「切り分け　は、ね」

Ｓ「じゃ！」
　目を輝かす翔さん。


（はいはい　今　声かけます）
「リーダーお待たせ！」
ピンポンをしているリーダーに声をかけた。

Ｏ「流し　空いた？」
　体を反転してハウスに上がってきた。


「うん　今　色々片付けてもらっている」
親指を立てる。


Ｏ「じゃ　魚捌いて　刺身にしましょうか！」
　ハウスの中を見たリーダーが持っていたラケットと玉をテーブルに置く。



Ｓ「よろしくお願いします」
　頭を下げる翔くん。


　リーダーがキッチンに入って行く。

Ｓ「刺身🎵　刺身🎵」
　その後ろをニコニコついて行く翔くん。


（邪魔は、しないほうが良いかな…）



Ｎ「お肉　何種類焼くの？」
　少し遅れてハウスに入ってきたニノ。


「ラムと牛のモモ肉　あと　ソーセージがアソートだったかな」

Ｎ「そうなんだ…」

「なに　足らない？」

Ｎ「そんなことないよ…たぶん…」
　キッチンの方を向いているニノ。


（はいはい）
「翔くーん　ソーセージ　持ってきて！！」
キッチンに届くように声を張る。


Ｎ「え…」
　俺の方を向くニノが何か言いたそう。

「ふふ　俺の役目！」

Ｓ「じゅーぅん？　ソーセージ　ないよぉ？　どこ入れた？」
　翔くんの返事が返ってきた。


「おかしいな開けて直ぐの…」
キッチンに体を向ける。

Ａ「あー　ソーセージあるよ！！」
　相葉くんが翔くんに返事をする。


（あら　相葉くんが持ってきてたのか…そういえば　ちょこちょこキッチンに来てたな…）


浜地「二宮さんの水着です」
　浜地さんが畳んだ水着を持ってきた。

Ｎ「俺はいいよ　海とか入らないし…」
　断るニノ。


「プールは？入るだろ？着替えとけよ」

Ｎ「そういう潤くんだって…」

ニノの話を遮るようにズボンを指さす「着替えてマース🎵」

Ｎ「うそ　いつの間に？」
　驚くニノ。

「海から上がって直ぐだよ！」


　あー　っと納得するニノ。