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虹色の精霊に導かれて…

第74章 海の側に

「失礼します」


 ジョッキをもったまま五人が声の方を向く。


 浜地マネージャーがニコニコ笑いながらテーブルに近づいてきた。


浜地「バッテリー交換します」


N「もぉお?」

浜地「はい ずっと回ってますから」
 浜地がニノカメラのバッテリーを交換している。

 複数のスタッフも入って来た。

S「ほかのカメラも?」

吉桜「チェックです」
 ペコっと頭を下げる吉桜。



犬養「この時間を使って、キッチンの準備もします」
 キッチンのテーブルに調理器具を広げだした。


N「作ってくれるの?」
 ポテチを口に頬張りながら犬養に声をかける二宮。

浜地「場所を用意するだけですよ 作るのはご自身でお願いします」
 二宮の頭をポンポン叩く浜地。

N「えー面倒… 慰労なんだからさ、ゴロゴロしたい」
 座っている長椅子にゴロンとする二宮。



M「作るには自分らの分だけでいんだいね」
 テーブルにあるプライパンを触る松本。

犬養「勿論です」


O「うーーん 飲み過ぎたら、さばけなくなるから、捌こうかな…」
 飲み掛けのジョッキを置いて立ち上がる大野。




橋本「包丁はこちらでいいですか?」
 年期を入ったナイフを見せる橋本。

O「うん これ 俺んだよね?どうやって持ってきたの?」
 受け取ったナイフを見て驚く大野。

橋本「手続きを取れば、簡単ですよ」
 にこやかにほほ笑む橋本。



A「みて、ニノ…」
N「なんですか?」

A「橋本さんが微笑んでる…」
N「橋本さんだって人間ですよ?笑う事だってあります」

A「あーそうだけど…」




吉桜「海岸の椅子でくつろいでてください」
 櫻井をキッチンから出したい吉桜。


S「ああ、あの椅子?どれも座っていいの?」

本郷「バックシィットの映像とれれば、ご自由に」


A「ビール持ってていい?」

本郷「いいですけど、飲み過ぎ注意ですよ」

A「大丈ぉぅ夫💕」
 ニカッと笑う相葉。

本郷「その顔の時が心配なんだよ」


A「翔ちゃん 海行こ!」
 テンション上がらる相葉。

S「行くけど、ちょっと待って 智くん。海の方に行くよ?」
 キッチンに向かって言う櫻井。


O「え? 今行く」
 ナイフを置いて動く大野。




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