
虹色の精霊に導かれて…
第68章 メンバーのアロハシャツ
N「じゃあ最後 お願いします」
A「どんなんだろう」
トボトボでてくる櫻井。
S「違くない?」
A「え?アロハ…」
S「アロハじゃなくて コレ何?」
O「ライフジャケット?」
A「ぐふふふふ 何だろうね」
近づいて確認する相葉?
M「これ、アロハなの?」
N「アロハアロハ! だって、このお店で売っていたんだもん。
締めてもいいですか?後ろに紐があるんで。」
S(どれ?これ?)
N「すいません…」
A「紐あんの?」
N(ええ この紐…)
櫻井の背中に垂れている短い紐を、むりやり、ギューッ!って翔くんの胸に巻きつける二宮。
S(苦しいよぉ)
大きな口を開けて笑うメンバー
A「これなんなの?」
カメラを持って苦笑する相葉。
思った以上のパンチによろめく二宮。
M「じゃ 次行こうっか」
N「そうですね 歩けますか?」
S「歩けるよ…でも 胸が痛い」
車に乗り込むメンバー
S「ニノ紐外していい?」
N「ああ どうぞ 苦しいでしょ?」
S「苦しいよ なんか モコモコするし…もっと カッコイイの買ってよぉ」
N「まさか こんな形になるとは 想像していなかったので…くくく」
肩を小さく震わす二宮。
A「柄は良いのにね?いったい何だろうね それ?」
後部座席の真ん中に座る相葉が足を上げながら言う。
N「アロハベストです!!」
M「初耳!!」
N「私もです」
A「言った本人が初耳って ひゃひゃひゃ」
S「ぜってい そんなんじゃねーと思うよ」
M「結構時間使ったけど 昼 どうする?」
S「えっとね… 食事は自分たちで調達って書いてある」
タブレットで指示書を読む櫻井。
N「自分たちで作れ?」
A「かもね…五人でどっかに行くのは 今からじゃ無理でしょ?」
O「じゃ 食材買って ハウスで作る?」
M「そうだね 一軒家を借りてるって言ってたから 調理器具や調味料はあるんじゃない?」
A「そのくらいは 買ってきてくれるよね?」
O「頼み方だよ」
S「貸してもらっている家の近くに大きいスーパーがある。まずそこ行こう!」
タブレットで食材を調達するところを検索していた。
