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虹色の精霊に導かれて…

第65章 VS枠 ドライブ中

 ホテルから通りに出た。

M「案外 道が空いてるね?」
S「時間が早いからじゃね?」

 思ったほど車が走っていない事を話す櫻井松本。


A「車は 少なくても 人はいるね…」
 どうかな?どうかな?ってドキドキしながら 車窓を見ている。



N「やっぱり現状 コッチ日曜日なんで」

S「はい」

N「もしかしたら 人が多いんじゃないか 説」

S「いや チャレンジしない事にはよ 行く前から諦めるのは嫌だよ!」



N「行く前に 諦める奴がどこにいる?って話ね」

S「逆にだよ、パニックにならないかもしれない」

N「あー、これ、私 恥ずかしいパターンのほうですね」

S「思い上がるな!パターンよ」


M「いやー意外に撮れると思うよ」
 運転しながら冷静に言う松本。


N「ホント?」

M「うん!」


S「行くだけ 行ってみようよ!」


M「行きますよ 流れに乗ったし…」


S「そういえば 五人で車ってないねえ」

AM「ないね~」
 ハモる二人。


A「四人はあったね」


S「あ 俺が あの~」

N「行けなかった時」


S「箱根だっけ?」

M「それだって、10年前とかでしょ?」


N「キャッツの映画の」

S「そうそう 10年前だよ」

N「宣伝か 何かだったはず」

S「二十二くらいだった」




A「東京駅で待ち合わせして」

O「ビデオカメラすぐ、切れちゃって」

A「もってきたのにね 松潤だっけ?持ってきたの」


M「そう。俺持ってったら、充電してなくて、最初の蕎麦屋で着いたら切れた」


S「おっちょこちょい過ぎるでしょ」



O「話変わるけど 松潤って運転上手だね」


M「そう?意外に緊張するよ。メンバー乗っけて運転するの」

S「マネージャーさんの気持わかる?」


M「マネージャーが、こんな気持ちかは、わかんないけど

  今『嵐』を乗せてるんだよ それも全員!
  何かあったら いろんな 所に迷惑かかるよぉ
  この先の決まっているスケジュールとか調整しないといけないしさ」


S「たしかになー」

A「マネージャーってスゲーんだな。精神力っつうかさ」

O「平気で運転してるもんね」

すかさず
N「平気で運転はしてないんですよ。
  ある程度緊張感を持って、運転してくれてますからね」

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