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虹色の精霊に導かれて…

第64章 VS枠 ホテルから出発

M「ホントに行っちゃうの?」
部屋から出て行くカメラに向かって話し掛ける松本。

N「いっちゃうみたいですね」
 カメラに写っていないスタッフ達も撤収の作業をしている。

部屋に定点カメラを残してスタッフは誰もいなくなった。


 二宮 ハンディカメラを起動させる。


M「どうする?」
 椅子にもたれる松本。

S「とりあえず この借りている家に行けばいいって事だよね?」
 渡された地図を広げる櫻井。

A「距離ってどんくらいあるの?」
 身を乗り出す相葉。

S「ココがホテルで、ココが慰労会の会場?でしょ?」
 地図のマークを指さす櫻井。

A「直で走ったら 直ぐ着くね?」

N「何か しないと番組になりませんね」
 ハンディカメラのモニターを見ながら話す二宮。

S「じゃ なんかする?
  例えばだけど アソコ行きたい とか アレ 食べたい とか…」


 沈黙。


S「ハワイで 言ったらさ カラカウア通りと メイン通りと逆側しか 今日現在(我々)行ってないでしょ?」

M「行ってない」
N「ないね」

S「じゃぁさ 海沿い通ってさ(ハワイを)感じないと」


タブレットのカバーをパタパタして遊び出す大野。


A「海見ながら ドライブ?」

S「うん それでも いいんじゃない?」


M「嵐フラッグだって 今だったらあるでしょ?」

O「見てないね」

N「写真 撮ってみる?」


M「写真撮りたいよね」

A「やってみようか?じゃぁ」

N「下りていって?」

A「よし いこう!」
 立ち上がる相葉。

O「行こう 行こう!」
 大野も立ち上がる。




N「俺 カメラマンね」
 ハンディカメラに手を伸ばす二宮。


M「じゃ 俺運転するね」
 鍵を持つ松本

S「じゃ俺はタブレットを持っておく」
 タブレットを小脇に抱える櫻井。


A「俺がフリしようか?」

N「じゃ お願いします」

O「そんなに 高く上げる?」

N「ノッポを見下ろす形です」


A「ノッポって 確かにそうだけど…」
N「もう さっさとしてください」


A「はいはい ふー

『今から 大通りの所にある 嵐フラグと一緒に記念撮影に 行きたいと思います』

 こんなので いいかな?」


S「いいんじゃない?」

M「はーい 行きましょう」
 拍手をする松本。

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