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相葉視点

車が止まったのは　ホテルの裏。
従業員専用搬入口

各自　手荷物を持って車の中で立ち上がる。

Ｍ「ほら、起きて、着いたよ」
　潤ちゃんが大ちゃんを揺すって起こす。

Ｏ「あ、うん」
　目をこすりながら、シートから立ち上がる大ちゃん。

Ｍ「ほら　ニノについて行って！」
　潤ちゃんが大ちゃんの肩を押す。

Ｏ「押すなよ　狭いんだから…」
　車の中でよろよろしながらニノの方に歩いて来る大ちゃん

Ｎ「さー　おじいちゃん　コッチですよぉ」
　両手をワザとらしく広げて受け止めるニノ。

Ｏ「おじいちゃん　言うなぁ…」
　ふにゃふにゃニノに抱き付く大ちゃん。



チーフ「各自、シャワーと着替えしたら直ぐでて来いよ」
　チーフの声がちょっと　怖く聞こえた。

（ここは　俺がちゃんと）
「はーい」
（逃げ道作らないと！！）
車のドアノブを持って返事をする。



ﾁｰﾌ「櫻井」
　チーフが翔ちゃんを呼ぶ。

Ｓ「はい」
　翔ちゃんが返事をした。


Ｎ「相葉さん」
　ニノが俺を呼ぶ。

Ｎ「今は　このおじいさんを　部屋に」
　抱きしめている大ちゃんを、強く抱きしめる。

（そうだね…）
車から降りる。

外には　日翅ちゃんと浜ちゃんが待っていた。


浜地「お帰りなさいませ！」

本郷「お疲れ様です🎵」


Ｎ「浜ちゃん　重いから運んで！！」
　大ちゃんを浜ちゃんに押し付けるニノ。

Ｏ「俺は荷物じゃねーよぉ」
　より　ふにゃ感が増した大ちゃんが浜ちゃんに寄り掛かる。

浜地「大野さん　お疲れでしょ？背中乗りますか？」
　大ちゃんを支えながら浜ちゃんが言う。

Ｏ「いいのぉ？」
　大ちゃんが首を傾げる。

浜地「いいですよ？」
　おんぶの形でしゃがむ浜ちゃん。

Ｏ「じゃ　お願ぃ～」
　背中に手を持って行く大ちゃん。

Ｎ「ダメです　ほら　さっさと歩く。」
　大ちゃんの脇に腕を通して　引っ張るニノ。

O「えー　浜ちゃんが良いって言ったのにぃ…」


「大ちゃん　ニノに逆らわないほうが良いよ」
ニノが引いていない方を支えて、歩き出す。


Ｏ「ほぉーい」
　肩を揺らして笑っている大ちゃん。