
虹色の精霊に導かれて…
第60章 コンサート会場を上空から
カチャっとヘリコプターのドアがロックされた。
M(終わりなんだ… )
頬に一筋の水滴が流れる。
M(よかった 俺が前で…)
誰にも気が付かれないように、痕跡を消す松本。
O(松潤が泣いてる…でも 悲しい涙じゃないから…そっとしておこう)
横目で松本をみる大野が微笑む。
A「痛ってぇ」
ぶつけた頭を触り、小さく呟く相葉。
N「そんなに、そがなくてもよかったのに」
(俺が『さっさと乗れ』って言わなきゃ…)
三人掛けの真ん中で小さくなる二宮。
S「まだカメラ回ってる」
二宮の横っ腹をつつく櫻井。
N「っ…」
ビクッと体を揺らす二宮。
N「みんな ありがとう バァイバァァーイ」
ニコニコアイドル顔で社内カメラに手を振る二宮。
S「ニノ 可愛いぃ」
横から口を大きく当てて抱き付く櫻井。
N「翔さぁん 苦しい…」
恥ずかしそうにもがく二宮。
M「イェェイ」
A「イェィィ」
相葉と松本が 機内のカメラに笑顔で手を振る。
O「はははは」
大野が大笑いしながら両手ピースをする。
S「ハハハ」
つられて櫻井が笑い出す。
大野がピースの手をめいっぱい後ろの席に向かって伸ばして行く。
その手をしっかりつかむ二宮と櫻井。
体をひねって大野の腕に手を置く松本。
相葉の手が二宮の頭に乗る。
パイロット「 “ARE YOU READY?”」
s「Let's go!」
人指し指を伸ばして宣言する櫻井。
A「ゴウ! ゴウ!」
その声に合わせて両人差し指を交互に動かす相葉。
ヘリが真っ直ぐ浮上。
N「for dream’まで居させて!」
‘巻きおこせ あらし あらし for dream’
のフリをしているだろう淡い青い無数の小さい光が揺れている。
パイロット「 go to the heliport.」
ヘリの中でメンバーが「バイバイ」と外に向かって手を振る。
ヘリの中のカメラには「ありがとう」と言う。
ヘリコプターがゆっくり会場を後にした。
M(終わりなんだ… )
頬に一筋の水滴が流れる。
M(よかった 俺が前で…)
誰にも気が付かれないように、痕跡を消す松本。
O(松潤が泣いてる…でも 悲しい涙じゃないから…そっとしておこう)
横目で松本をみる大野が微笑む。
A「痛ってぇ」
ぶつけた頭を触り、小さく呟く相葉。
N「そんなに、そがなくてもよかったのに」
(俺が『さっさと乗れ』って言わなきゃ…)
三人掛けの真ん中で小さくなる二宮。
S「まだカメラ回ってる」
二宮の横っ腹をつつく櫻井。
N「っ…」
ビクッと体を揺らす二宮。
N「みんな ありがとう バァイバァァーイ」
ニコニコアイドル顔で社内カメラに手を振る二宮。
S「ニノ 可愛いぃ」
横から口を大きく当てて抱き付く櫻井。
N「翔さぁん 苦しい…」
恥ずかしそうにもがく二宮。
M「イェェイ」
A「イェィィ」
相葉と松本が 機内のカメラに笑顔で手を振る。
O「はははは」
大野が大笑いしながら両手ピースをする。
S「ハハハ」
つられて櫻井が笑い出す。
大野がピースの手をめいっぱい後ろの席に向かって伸ばして行く。
その手をしっかりつかむ二宮と櫻井。
体をひねって大野の腕に手を置く松本。
相葉の手が二宮の頭に乗る。
パイロット「 “ARE YOU READY?”」
s「Let's go!」
人指し指を伸ばして宣言する櫻井。
A「ゴウ! ゴウ!」
その声に合わせて両人差し指を交互に動かす相葉。
ヘリが真っ直ぐ浮上。
N「for dream’まで居させて!」
‘巻きおこせ あらし あらし for dream’
のフリをしているだろう淡い青い無数の小さい光が揺れている。
パイロット「 go to the heliport.」
ヘリの中でメンバーが「バイバイ」と外に向かって手を振る。
ヘリの中のカメラには「ありがとう」と言う。
ヘリコプターがゆっくり会場を後にした。
