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虹色の精霊に導かれて…

第52章 2日目 《MC》


M「あーえーっと…」
 頭の中で二宮の話した内容を整理している松本。



A「お前、衣装で拭くなよ!」
 少し怒り気味でいう相葉。



N「うん? 大丈夫だよ」
 悪ぶれない二宮。

A「衣装さんに怒られちゃうよ?」
 困った顔の相葉。

N「そう?」
 ニヤッと笑う二宮。


A「ま、消毒になっていっか」
 話を無理やり終わらす相葉。


S「前向きだなぁー」
 イヤモニを入れる櫻井。



S「じゃあ、行きますか?」

M「そうですね」


中央方面に移動し始める。



二宮 指先についたレモンの香りを嗅ぎながら、ニヤニヤしている。


 前を歩く大野に近づき
N「嗅いで!」
 その手を大野の鼻に持って行って匂いをかがせる二宮。

O「うっ!」
 顔を背ける大野。


N「ムフフ!」
 大野の衣装で手をふきふき。

A「もう そんな事しない!」
 相葉があきれる。

 大野まったく気にしない。




M「ハワイでライブということで、ハワイアンアレンジをかけた曲を今からお届けしたいと思っております。
  ちょうど、夕日が落ちていっている最中ですが、そちらに特設ステージで現地のミュージシャンと一緒に楽曲をやりたいと思っています。」

S「もし雨が降ってきたら、対策をお任せしてしまうことになりますけど。」

A「ちょっとすみません。」

M「まぁ、みんなで降られれば怖くないでしょう。」



M「皆さん、ハワイの雰囲気をお楽しみいただければと思います。
  15周年を迎えた僕らから皆さんに、この曲を贈りたいと思います。」








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