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虹色の精霊に導かれて…

第52章 2日目 《MC》

M「ふふん ホントに楽しいっすね。」
 キラキラ輝く笑顔をする松本。


N「どこが楽しかったですか?」
 二宮が少し下を向いて言う。

M「えっ!!楽しそうじゃなかったですか?」
 驚いた顔で二宮に近づく松本。

N「あなただけ観てる訳じゃないから。色々観てるから…」
 急いで顔を上げ、間合いを取りながら

N「松潤は!どこらへんがぁ 楽しかったのかなぁと思って!!」
 マイクを持っていない方の手を松本に向ける二宮。


会場「(笑)」


M「えーとね
  僕はね、オープニングも良かったけど、5×10ですかね…

  デビュー当時から振り返りつつ歌っての印象強い。アラフェスでもリクエスト貰ったし
  あれぇ歌ってる時が いいねぇ」
 空を見上げる松本。


N「あー…」
『5人でいる。ずっといる』の歌詞なとこで潤くんがメンバーの方に向いて指でさすような仕草を思い出す二宮。



 相葉と大野が着替え終わってニヤニヤしながら出てきた。


N「何、ヘラヘラしてんですか?」
 二宮。相葉の表情が気に入らない。

A「してないっすよ。」
 しらばっくれたような返事をする相葉。


N「いや、してますよ。ずっとヘラヘラしてる」
 ムーッと唇を尖がらす二宮。



N「あっ!!」
 いきなり大声を上げる二宮。

A「え?何?」
 急な大声に驚く相葉。

N「ちょっと、いってくる。」
 突然舞台裏に戻ろうとする二宮。


M「どうしたの?」
 大声を出して舞台裏に向かう二宮に問う。

N『おしっこ、おしっこ、おしっこ』
 二宮はける。


A「えー?!本番中だぞ!自由だなあ」
 ワケわかんない顔をする相葉。


会場「 (笑) 」

イヤモニを触っている松本と大野。


会場「 どこいったのぉ~ 」

A「トイレかなぁ」
 おどけた顔で、近くにファンと話している相葉。

会場「 え~!  」


M「違いますよ!レモン食べに行ったんです!」
 真顔で、相葉に詰め寄る松本。

会場「 (笑) 」


M「あなた達もかじって来たんでしょ?」
 指を大野・相葉と交合に指して言う松本。


A「僕ら2人、レモンかじりました!」
 ニカッと笑う相葉。

O「かじりました。」
 背筋を伸ばす大野。

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