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虹色の精霊に導かれて…

第52章 2日目 《MC》

S「俺、その話すんの、ヤなのよ~。呼んじゃうんじゃない?」
 空の雲を見上げる櫻井。

S「『まーた俺らがやらかした』とか思ってんじゃねーの?!
 会場をぐるっと指差す櫻井


会場「 (笑) 」


N「思ったよね?」

A「雨どこ行ったんだろね?」


S「いや、今もちょっと来ているのよ」
  もし降ったら各自、対応をお願いしますね。カッパとか…

  やっぱ、雨を呼んじゃいそうだから。この話…やめようよぉ」

A「やめよう!」

N「やめよう」
 両手をブンブン振る二宮。



A「みんな、こんがり焼けちゃっているのかな?」

M「今日、この会場の近くを移動してたわけ。
  そのとき見て、俺。びっくりしたのはさ!
  アロハシャツとかTシャツはグッズとして売ってるじゃん?
  なんだけど、アロハシャツをスカートに直している人いた!」

会場「 え~ 」

S「カスタム(改造)のすごさですね。 傘をアロハの柄とTシャツの柄で作ってる人もいたよ。」

A「すごいですよ、嬉しいですよ!」




S「大野さん!改めてここまで、どうですか?」

O「 ホント、今日のリハーサルは暑くってやばかったよね。 」

N「すみません、ここまでって言ってるんで、本番の話をしてもらってもいいですか?」

O「すみません。」

会場「 (笑) 」


S「ちょっと雨も、もしかしたらっていうところが…ふふふ。」

O「ふふふ。」

S「大野さん、先ほどの私の姿、完全に見えてましたよね?」

O「見えてた。」

M「え?」

O「俺はね、前にいたから。あのふりは、危ないよ。」


S「見た?前の方の人、見てた?

 『Believe』のさー『♪この夢きっと叶うはず…』

  今日、1回そこで滑ってるわけ。」
 飛んでコケるフリをする櫻井。

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