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虹色の精霊に導かれて…

第13章 虹の祝福と宴

光の中

輝く揺れる塊が目の前に現れる



  大きくなりましたね…


  mizuとkazeに護られし者

  すっかり“人”に成長したのですね…



輝く固まりは、女性のような姿に代わる。




  与えられた定めは…

  避けることはできぬ…


  しかし、ソナタ達は潜り抜けた…




  十五年の年月は 人の営みでは

  童より人に成長すると聴く

  身を清め 正し そして笑え


  ソナタ達が流した 汗と涙が
  新たな『虹』を生む


  その虹を渡り 次を見つめよ



「「「「「はい」」」」」」
 五人が声を揃えて言う。


虹色の輝きは 五人の回りを舞いはじめる

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