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虹色の精霊に導かれて…

第8章 ハワイの夜 1泊目 ②

松本視点

「じゃ、このウイスキーの説明させていただきます」

S「よろしくお願いします!!」
 ご機嫌な翔さん。

「えーと…アルコール度数:40度。
 バーボンウイスキーとマウイゴールドパイナップルをブレンドした、

 パイナップルの香りを纏ったハワイアンテイストのブレンドウイスキーです


 18世紀後半、メキシコからやってきたカウボーイ。
 彼らはハワイの伝統を受け入れることで、
 現地の人々からハワイアン・カウボーイ「パニオロ」として認められました。
 アメリカ大陸とハワイアン文化の融合。
 その象徴とも言えるこのパニオロの名を冠したのが、
 パイナップル香るなんとも珍しいパニオロ・ウイスキーなのです」

S「色々情報ありがとう」

 説明文を読んでいるうちに、グラスにウイスキーがつがれていた。


「では、ウイスキーで乾杯!」

「「「「乾杯」」」」


A「甘!」

(雅紀の好みでなかったかな…)

N「……うん…」

(ニノはもう、これ以上飲まないだろうな…真っ赤だし、目が寝そう…)



O「しょうちゃん♡甘いお酒だね♡」

S「そうだね♡」

(二人はそうやっててください!)


ウイスキーは酔いが早く回る。

しかし、酔い覚めが早い。

二日酔いになりにくい。

俺は、このアニバーサリー・イベントは最高の形にしたい。

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