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「んーっ、」


ぎゅっと下唇を噛み締め、
雅紀は潤んだ瞳で俺を見る。


「ニノぉ、ニノぉ……」


…あぁ、雅紀が俺を呼んでる。

愛おしい…。
壊してしまいたい…。


「俺はここにいるよ。」


雅紀の手を握り締め、
キスをする。

相変わらずキツいままのナカは、
指がやっと二本入ったところだ。


「ふぅ、は、ぁ、…に、の…」


艶やかな笑みを俺に見せた。


どくんっと俺自身が脈を打った。


「気持ちい…から、続けて？」


純粋すぎる、その瞳。

澄んでいて…俺なんか映ったら、
汚れてしまうだろうに。



「ぁあっ、ソコっ…、」


雅紀の『イイトコロ』に
指が擦ったらしい。


「や、やだぁ、んっ…」


大丈夫だよ、なんて、
指を増やしながら言う。




気付けば、
ローションなんか必要ないくらい、
雅紀の蕾は柔らかく、
…厭らしくなっていた。



「…ニノ、はやく、」


また、澄んだ瞳で俺を見る。





…あぁ、早く、汚してしまいたい。