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甘く、苦く

第40章 翔ちゃん happy birthday ♪

相葉side




「雅紀、好きだよ」

「ふふ、俺も♪」



翔ちゃんのいい匂いがする。


そんな翔ちゃんのいい匂いに
俺は今、包まれている。


こんな幸せなことって、
ないよね?



今、この瞬間が、空間が、全てが幸せで。



翔ちゃんがいるってだけで、
なんかわかんないけど、幸せで。




「雅紀、どっか行く?」

「寒いから嫌。」

「ですよね笑」

「そーですよ笑」




二人で顔を見合わせて笑う。



その時見せた、翔ちゃんの顔が
とっても愛しくて。



かわいくて、かっこよくて、
キラキラ輝いてて。



俺なんかには、もったいないくらい…
優しくって。



俺、隣にいてもいいのかな?

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