
甘く、苦く
第38章 お山【どんなときも】session 2
大野side
「翔ちゃん、一緒に掃除をしよう」
「えっ!?」
今、明らかに嫌そうな顔しましたよね?あなた。
…翔ちゃんの部屋、すっごい汚い。
部屋じゃなくて、もはや物置?
「いらないものとか、あるでしょ?
今日一日はそれやるの!」
「…さとっさんが言うならやるよ
仕方ないなぁ…」
翔ちゃんが立ち上がったときちらっと見えた鎖骨。
…俺がつけた紅い華。
そんなこと思ってたら、
恥ずかしくなっちゃって。
「…さとっさん」
「は、ひゃい!?」
噛んだ。
翔ちゃんが笑う。
「ひゃいってなんだよ笑
これ、いる?」
翔ちゃんが俺の目の前に出したのは、
付き合ってはじめて旅行に行ったときのパンフレット。
…さすがにパンフレットはいらないかな。
「パンフレットはいいや。」
「あいよー」
そう言って、ゴミ袋につめる。
…雑。
「げほっ、ほこりやばっ!」
「ちょ、翔ちゃんやめてー!
暴れるとほこりが舞うからっ!ごほっ」
…こんな感じで、一日が終わりました。
「翔ちゃん、一緒に掃除をしよう」
「えっ!?」
今、明らかに嫌そうな顔しましたよね?あなた。
…翔ちゃんの部屋、すっごい汚い。
部屋じゃなくて、もはや物置?
「いらないものとか、あるでしょ?
今日一日はそれやるの!」
「…さとっさんが言うならやるよ
仕方ないなぁ…」
翔ちゃんが立ち上がったときちらっと見えた鎖骨。
…俺がつけた紅い華。
そんなこと思ってたら、
恥ずかしくなっちゃって。
「…さとっさん」
「は、ひゃい!?」
噛んだ。
翔ちゃんが笑う。
「ひゃいってなんだよ笑
これ、いる?」
翔ちゃんが俺の目の前に出したのは、
付き合ってはじめて旅行に行ったときのパンフレット。
…さすがにパンフレットはいらないかな。
「パンフレットはいいや。」
「あいよー」
そう言って、ゴミ袋につめる。
…雑。
「げほっ、ほこりやばっ!」
「ちょ、翔ちゃんやめてー!
暴れるとほこりが舞うからっ!ごほっ」
…こんな感じで、一日が終わりました。
