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甘く、苦く

第38章 お山【どんなときも】session 2

櫻井side



「もー、さとっさんやーめーてー」

「んふふー♪翔ちゃん可愛い」



さとっさんは俺の上に跨がって
ちゅっちゅとキスをしてく。



…朝からいいことあるな。



「ね、今日はオフだからさ、
このままベットでいちゃいちゃする?」

「んふふー、それもいいねぇ」

「嘘だよ!俺の腰がいてぇよ!」



いくらさとっさんが軽いからって
長時間乗られたらさすがに痛い。



「ちゅー」

「んんっ…」




さとっさんのざらっとした舌が
入ってきて、俺の口内を貪る。



…俺、なんでリードされてんだ?



俺が起き上がって、さとっさんを
押し倒したら、顔を赤くして、
俺を睨んだ。


「なーに?」

「…ばかぁ」



恥ずかしそうに視線を逸らす
さとっさん。


俺はさとっさんの顎を
くいっと持ち上げた。



「俺だけ見てて?」

「…///」



その顔、たまんない。

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