
ペットではなく家族です。
第13章 亀吉の迷い
愛莉「…」
服は自分で脱ぐのか
それとも脱がせてもらうのか
部屋の電気は消すのか消さないのか
恥ずかしいから出来れば
消してほしいが…
愛莉「…!!」
亀吉「愛莉、悪いけど仰向けじゃなくて
俯せになって」
愛莉「あ、ぅんっ…」
服を着たまま
電気は消さず付けたまま
仰向けから俯せにさせられた愛莉
顔が見えない分
恥ずかしさはなかったが
いつ触れられるかわからなくてドキドキ
した
愛莉「!!」
亀吉「息力抜いて」
愛莉「…っ、ぅんっ…!!」
そうは言われても
背中をゆっくり撫でられ
気をつけていないと声が出てしまいそう
だった
変な声が…
愛莉「…っうう」
枕に顔を埋め必死に声を我慢する愛莉
だけどそうとは知らない
亀吉は…
亀吉「痛かったら言ってね」
愛莉「っう!!」
手の平全体で
首筋や背中周りなど
体重をかけ押して揉んでくれた亀吉
愛莉の体に触れていたが服の上からで
服を脱がそうとは一切せず
これじゃあまるで
まるで…
愛莉「…?」
亀吉「どうかした?」
