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ペットではなく家族です。

第13章 亀吉の迷い



愛莉「いい大人だしやるのは勝手だけど
場所考えてよ」

亀吉「ごめん、気づかなくて…」

愛莉「…」

亀吉「恵に頼まれてしてたんだ、愛莉は
まだ若いから必要ないと思って」

愛莉「…何それっ」

亀吉「じゃあ今夜してあげるよ」

愛莉「は!?」

亀吉「愛莉だけの特別サービス、恵には
内緒だよ」

愛莉「あ…え?」

亀吉「片付けしたらすぐ行くから部屋で
待ってて」

愛莉「あ、はいっ…」


求めたわけではないし
それを期待し強要したわけでもない

だけど今夜、愛莉は亀吉に
亀吉に…


愛莉「…ど…どうしよう…」


落ち着かなくて
部屋をうろうろ歩き回る愛莉

床に座ったりベッドに座ったりするが
ドキドキして全く落ち着かず
そうしてる間に…


愛莉「…!?」

亀吉「愛莉、お待たせ」

愛莉「…っ」


部屋を訪ねて来た亀吉
動きやすい格好に着替えたのか
Tシャツに七分丈の短パンというラフな
姿だった


亀吉「緊張してる?」

愛莉「…別に…そんな事は…」

亀吉「大丈夫、優しくするから力抜いて
ベッドに横になって」

愛莉「…うっ…ぅんっ…」


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