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DAYS

第37章 secret OANM×S





「いつもよりマヌケな顔してますよ。」
「いつももマヌケで悪かったな。」


痛いぃ…と、打った後頭部を自分の手で
撫でていてる。


「大丈夫?ふらついたりしない?」
「大丈夫ですよ、相葉さんだし。」
「バカ、頭は危ないんだぞ。」


茶化してんじゃないぞって潤くんに
釘を刺されたから、とりあえずは黙っておく。


「ごめんね。」
「ううん、大丈夫だよ。
松潤こそ大丈夫?」
「え…?」


相葉さんの言葉に、何だかギクッとした
顔をする潤くん。

その顔を、しっかり見れば

「あ…。クマ…。」
「松潤も眠れてないんでしょ?」


そう言って、相葉さんが潤くんの
頬に手で触れた。

図星だったんだろうか、
しまったって顔してるけど…バレバレだよ。


「いつから眠れてないの?」

なんて、野暮な事は聞かない。

だって、きっと眠れない理由は
みんな同じなんだと思う。


あの2人が、ああいう関係になってから。


俺は翔さんが好きだった。

相葉さんは、大野さんが好きだった。

松潤は、翔さんが好きだった。


ううん、過去なんかじゃない。

今でも好きなんだ。きっとこれも
みんな同じだと思う。


だからこんなに苦しいんだよ。

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