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DAYS

第32章 オールリクエストshort story♡







N side



潤からの誕生日プレゼント。

もらわない訳にはいかないし、
着ない訳にもいかない。



「…これ、ホントに俺が着るの?」
「え?うん。」


当然でしょって顔してる潤の顔を見たら、
もう何も言えなくなった。


しょうがない。

今日だけ着よう。今日だけ。


…っていうか、絶対に潤が着た方が
可愛いと思うんだけどなぁ…。



「とりあえず、お風呂行ってくるね。」
「うん。」


上機嫌で、俺を寝室からお風呂場まで
見送る潤。




「潤って、こんなのが好きなんだ…。」


お風呂から上がって、
渡された服を出して、まじまじと見てみる。


2セットの服がそこには入っていた。

ロリータ系のフリフリファッションと、
セクシーな感じの服。


とりあえず2つを手に持って、
真剣に悩んでみたりする。


「俺、こっちは着こなせないな。

ってか、どっちも着こなせねーよ。」


ご丁寧にカツラまで入ってる。

茶色の、ふわっふわのロングヘア。


フル装着をしてみて、
自分の姿を鏡で確認してみる。


「…え、可愛い。」


30過ぎた男が、しかも鏡の前で
何言ってんだって話だけど。


でも、可愛いもんは可愛い。


もうこの際だから、思いっきりやってやる。

今にみとけよ、潤。


渡された袋の中に一緒に入っていた
大人の玩具の中から1つを取り出す。


細長い、ピンク色したローターに
風呂用のローションをたっぷりと
纏わせて、


「んっ…ぁ、はぁ。んんっ。」


ゆっくりと自分の中へと沈める。


カチッと電源を入れた瞬間に体が跳ねる。


よし、これで準備は出来た。


メロメロの、とろんとろんにしてやんよ。

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