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密ばち

第16章 番外編~トイレでの火花~

「いや、別にさ、するのはいいんだよ。でもなんで学校のトイレでするよ!?」





恭介は偶然トイレによるところだったのだが、なにやら聞き覚えのある声がしてきたのだ。




そして聞き覚えのある彼女の名前。




別に最後まで聞くつもりはなかったのだが…






「お前、弥月で抜いてたろ」




啓二を睨み付けながらそう告げる恭介。




全てを聞かれているのでもはや否定は出来ない。





「………だったらなんなんだよ!!!」




そう逆ギレしながらうつむく顔をあげる。




(なんか開き直ったし……!)




「いや、もういいや……続き、してていいから…」




呆れて帰ろうとする恭介。


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