
密ばち
第11章 はじめて
「ああぁっ!!!」
人差し指で弥月の愛液をすくい、それを果実の中の蕾につける。
そしてゆっくりと円を描くようにして撫でる。
「…んっ!んんっっ…」
「ここ…、好き?」
「…っやっ!」
「いやなの?」
指先は止まらず動く。
そして、もう一方の手の中指が弥月の中へと侵入する。
「っああああん!!!」
片方で蕾を撫で、片方で中指を出し入れさせる。
「これも…きらい?」
弥月の果実からはだらしなく欲の汁が流れ出る。
と共に嫌らしい水音がグチュッグチュッ…と部屋中に響き渡る。
「んあああっ!!」
弥月は大きく喘ぎ、思いっきり身体をそらせる。
「素直になっていいよ…弥月……」
「んっ…んんっ」
「聞かせて……もっと」
次第にその指先は早くなり、弥月の蕾をぷっくりと大きく腫れあがらせている。
弥月の快楽は最高潮へと上りつめ、恭介の指をキュッと締め付けた。
「っもっ!もっう…だめっえっ…!」
「イっていいよ…弥月」
「っああっ!あっ!…イクぅっ!!イッちゃうっ」
次の瞬間、キュッと締め付けると共に身体をビクンと大きく震わせた。
「あっ…!んあっ…んっ…んっ…!」
弥月は恥ずかしくて恭介の顔から逃げるように瞳をそらせた。
「はっっはあ…はあ……」
まだ荒く息を乱している中で。
