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密ばち

第11章 はじめて


夏の夜。

2人の熱い吐息だけが残る部屋。



秘所を触って欲しいと思う弥月は仕方なく恭介におねだりすることにした。


「………」


ベッドに横たわっている状態から身を起こし、お互いが向かいあう体勢になる。

恭介の首元を鎖骨にかけて撫で、両肩に手をのせる。

頬を赤らめた弥月はいつもと変わって色気がある。


弥月はブラをとり、自分の身体を恭介にくっつけた。

胸のふくらみで撫でるように。

その頂点が硬くなるのを自身で感じると、上目遣いで恭介を見つめた。



「…………っ!」



恭介はその色気を肌で感じると共に欲情を自分の股間にうつす。

そこは既にそそり立っていた。





「おねがい…」



弥月は恭介の手を自分のパンツの中心部にあて、腰を動かす。



「中を……っ触って…ほしいのっ…」




そこは既にしっとりと湿っていた。




「……っやばいな…」




そう言うと恭介は自分と向かい合っていた弥月を再び押し倒し、パンツをすばやく脱がせた。

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