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おじさん先生との恋愛はダメですか?

第8章 密室



『文化祭についてのお知らせをします。今日から3日間にかけて、文化祭で展示がある部活動についての紹介をします。』


「これって…あたしが去年読んだの?」


「うん…文芸部のことを紹介してくれた日。」


懐かしい気持ちでそれを聞いてた。


『続いては文芸部。文芸部では、小説の販売や作家の話をします。文芸部室まで足を運んでくれると嬉しいです。』


たった二文の控えめな文章。でも、木下君らしい。


「この放送聴いてから…小林さんが好きなんだ。」

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