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おじさん先生との恋愛はダメですか?

第8章 密室



「放送部は終わってるよ。見学…いいかな?」


「わかった。じゃあ説明するからそこ、座って。」


私は椅子に座り、説明を聞いた。


文芸部の活動は主に、小説を書いたり読んだりするらしい。


「今度のオープンスクールで販売とか体験もするんだ。それで…」


「すごいね!これ全部木下君が?」


私は木下君が書いたという童話を読んでいた。


それに感動していたのだ。これは大人も子供も…中高生でも楽しめるだろう。


「うん。それで…」


「これさ、読んでもいい?放送部で!」


「それを…聞きたくて呼んだんだ。」


「ふぇ?」

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