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おじさん先生との恋愛はダメですか?

第22章 二人きり



「じゃあねー…はい。とりあえずコレが新刊になる予定のやつ。」


木下君は私に一冊の本を手渡す。


「…コレが例の?」


「うん、小林さんの♪」


「…読まなきゃ」


「ダメ。絶対読んで。声出して。」


木下君が近づいてくる。


私は背の高い木下君を見上げる。


「……ハイ。」

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