
お嬢様♡レッスン
第124章 【番外編】男達のバレンタイン事情
「……ってお待ちなさいっ!!」
え? なんでしょうか?
「いい加減、番外編に私も出しなさいっ!!」
え、「秘書のお仕事I」編で出たじゃないですか……。
「あんなちょっとの出演で、私のファンの方が納得すると思っているのですかっ!!」
ちょっ!! 葛城さん。貴方、どんどん性格が変わってきてませんか?
「誰のせいです。アナタが私をそう書いているんでしょう?」
そうでしたね。すみません。葛城さんを弄るの楽しいんで、つい……。
「"つい"ではありませんよ? このキャラ崩壊のお陰で、ファン様を失ったらどうして下さるんですか?」
駄目ですかねぇ……。結構、今の葛城さん、私は好きなんですけど。
「アナタに好かれても嬉しくありません」
え~……。生みの親に向かって何て事言うの、この子は(泣)
「嘘泣きは結構ですから、早く私と綾芽様の熱いバレンタインの夜を書きなさい」
へぇへぇ。分かりましたよ。
「甘い話でお願いしますよ?」
が……頑張ってみます。
それでは皆様、もう暫くお付き合い下さい。
「よろしい」
(続きます)
