テキストサイズ

先輩とは真逆です

第7章 泣かせてごめん

†左久良目線†

夏樹と約束を果たす為に、今森先輩を探している。

作戦は…放課後カフェに誘い聞き出す!


「森先輩!」
「あ、えっと、水野君だっけ?」
「はい。あの少し時間いいですか?」
「うん…」


* * * * * * *


「それで、どうしたの?」
「実は先輩に好意を持っている人が居て、色々聞いて欲しいと言われて…」


自分で書いたメモを取り出す。ちょっとした小道具にすぎないけど…


「あ、えっと…ご苦労さま、でいいのかな?」
「それではさっそく。好きな女性のタイプは?」
「んー…人見知りだけど明るい、かわいい子かな」


夏樹っぽいかも。ここは心配ない、次!


「彼女はいますか?」
「いるっちゃ…いるよ♪」
「キラキラな笑顔ですね…幸せそうで何よりです」
「ありがとう」


それから彼女の事を聞いたけど全て夏樹に当てはまる。

心配ないと思うんだけどなー、一応メールしとこう。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ