
先輩とは真逆です
第7章 泣かせてごめん
――ピンポーン
「はーい」
「夏樹来たよ~、お邪魔します」
「どうそ」
夕方、予定通りみらが来てくれた。
「えっと、浮気されたんだっけ」
「うん…この間保健室に行ったら恋人が居て、高捺先生が彼女って言ってた…」
思い出せるだけ思い出してみらに話す。
「そっか、保健室だもんねー。しかも授業ほったらかして。一度話してみたら?彼氏と」
「うん…え!?かっ、彼氏!?」
「違うの?さっき『高捺先生が彼女って言ってた…』って」
「あ、その、あの、えと…」
気持ち悪いって引かれる…?
「大丈夫、引いたりしないから安心して?第一そうだったら今ここに居ないよ」
「…みらぁぁ~」
「泣くなってー。で、お相手は?森先輩とか?」
そっそんなに分かりやすかったな…?
「なんでわかったの」
「先輩であんまり関わりないのにお見舞い来るから」
「そこか…」
「とりあえず森先輩に聞いてみるね。彼女いますか?とかばれないように」
「ありがと」
少し心が落ち着いて、気分が明るくなった。
みらに相談してよかった…
「はーい」
「夏樹来たよ~、お邪魔します」
「どうそ」
夕方、予定通りみらが来てくれた。
「えっと、浮気されたんだっけ」
「うん…この間保健室に行ったら恋人が居て、高捺先生が彼女って言ってた…」
思い出せるだけ思い出してみらに話す。
「そっか、保健室だもんねー。しかも授業ほったらかして。一度話してみたら?彼氏と」
「うん…え!?かっ、彼氏!?」
「違うの?さっき『高捺先生が彼女って言ってた…』って」
「あ、その、あの、えと…」
気持ち悪いって引かれる…?
「大丈夫、引いたりしないから安心して?第一そうだったら今ここに居ないよ」
「…みらぁぁ~」
「泣くなってー。で、お相手は?森先輩とか?」
そっそんなに分かりやすかったな…?
「なんでわかったの」
「先輩であんまり関わりないのにお見舞い来るから」
「そこか…」
「とりあえず森先輩に聞いてみるね。彼女いますか?とかばれないように」
「ありがと」
少し心が落ち着いて、気分が明るくなった。
みらに相談してよかった…
