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先輩とは真逆です

第7章 泣かせてごめん

居なくなった事を確認しそっとドアを開け、薬などが入った袋を取る。
部屋に入り中を出すと沢山の物が入っていた。


「風邪薬、スポーツドリンク…痛み止め?」


そっか、突き指してたの忘れてた…
みらにメール送ろうかな、嫌な態度取っちゃったから



左久良

来てくれてありがとう!助かるよ。
急に帰ってなんて言ってごめんね(>人<)


――ブー、ブー


夏樹

よかった(*^∇^*)
気にしなくていい!具合悪いんだから、無理しないで!
何かあったら言ってね


何か、か…
この事言ってもいいかな…


左久良

実はね、恋人に浮気されたかもしれないんだ。
風邪って嘘ついてごめん。ただ恋人の顔見ると辛いから学校行けなくて…

明日家に来て?
相談に乗ってくださいっ!
(みら一人でね!?)


――ブー、ブー


夏樹

そうだったんだ…
わかった、明日学校終わったら行くね!

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