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先輩とは真逆です

第7章 泣かせてごめん

†夏樹目線†


「…で、大丈夫って?」


簡単にメールを見ると、僕に当てはまるものが多いとの報告。もっとちゃんと聞いておきたくて電話したけど…


「解決してないよね!?」
『そう?だって夏樹のことばっかり話すし』
「似てる女かもしれないし…」
『考え過ぎ!やっぱり本人に聞いて来なよ』
「うっ…わかったよ…」
『じゃあね、がんば!』


数秒経ち電話が切れる。


やっぱり洋一さんに聞かなきゃか。今から電話で…

なんで電話?嫌になったら直ぐに切ることができるから?

違う…現実から逃げちゃ駄目だよ!


天使と悪魔みたいなのが勝手に討論を始めた。
そして決まったのは…


「明日は学校に行って洋一さんに話を聞く!」


朝会えるけどね…


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