
山岸君と照井君
第20章 恥ずかしがり屋――…
ポカーン……
「はっ!!
余りの、予想外の発言に!!思考が停止しちまった!!」
え?“結構だ!!”って…
股間をあんなに意識しといて!!
断られた!!
「え〜〜〜〜〜〜?俺たちって!!両思いじゃ…ね〜の?
ラブラブな朝じゃね〜の!!え〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
俺は、苑心の後を追いかける!!
すると!!苑心は、タオルケットを被ったまま!バスルームへ!!
ほほ〜ん!!
バスルームで再現パターンか!!
憎いね〜〜〜〜〜〜って!!
「鍵!?お、おい!鍵かけるな!!」
「う、うるさい!!
宏樹!勝手に入ってくるから!!」
え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?
「んっだよ〜〜〜〜…
もっと…イチャイチャしよ〜ぜ〜」
俺はバスルームのドア越しに…苑心に…甘えてみる…
「///ダメ…だ…
宏樹を見ると…
恥ずかしくて…死にそうになる――――――…」
何か…ゴニョゴニョ言ってやがる…
「もしかして――――…―――――…嫌だったか?」
ガタガタ!!
えっ!大丈夫か?なんか、中ですげぇ音したぞ!
「!!い、嫌だ!!
宏樹を見ると!!触ると!!
勝手に…性器が膨らんで!!
精子を出そうとするんだ!!
こ…この…行為は…何度も!するもんじゃないだろ?!
なのに…嫌なくらい……
止まらないんだ――――!!」
「――――え〜っと…
何度でも出せばいいんじゃないか?」
「体に!悪いだろ!!バカもん!!」
「出さないで…我慢してる方が…体に悪くないか?」
「う゛…ぅ…!で…でも…
宏樹を見ると……
何度も……なりそうで…怖いのだが…」
