
山岸君と照井君
第18章 正直な体―――……。
こ…怖い―――――――…
「実は―――――――…」
僕は、麟太郎さんに…洗いざらい喋った!!
照井君との事――――…
告白の事―――――…
キスの事――――――…
不可思議な下半身の事―――…
僕は…うつむきながら…
しゃべっていたので…
麟太郎さんの顔は解らないが…
多分――――…引いてる…
ドン引きだ…
男に…告白されて…
嫌じゃないから…キスして…
一人で…それを思いだし…熱を押さえつけたのだ…
この事は…父にも報告するのだろうか…
山岸家の恥だ……とか…
言われるのだろうか……
僕は、恐る恐る…麟太郎さんを見る…
