
山岸君と照井君
第13章 居心地―――……。
「――――…気にしてね〜よ…
それに…待ってる間…
山岸に見せたい空をいっぱい…カメラで撮る事ができたし――――…」
山岸は、顔を上げた――…
俺は、ポケットからスマホを取りだし…
山岸に見せた―――――…
俺たちは…リビングのソファに移動し…
寄り添いながら…
スマホを見た―――――――…
「――――…うぁ…綺麗な…夕焼け」
最初の写真――――――…
山岸は、気に入ったみたいで…
綺麗!綺麗!って何度もスマホを覗き込む!
俺は、ドキドキしたし…
この後の展開を…妄想したりしたが…
山岸は…そんな気は…微塵もない感じで…テンションが高い――――――――…
ダメだ!!
…このままここにいたら…
俺は、理性が――――――…
「山岸!!俺―――――…帰…る―――――――…」
帰る―――――…と、告げると…
山岸の表情が…一気に暗くなった…
「―――――…と…泊まって…いいか?」
はぬ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…
俺のバカバカ!!
山岸の寂しそうな顔に〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
“帰る…”と、言えなくなってしまった〜〜〜〜〜〜〜///…
